猫とピアノと中国語

好きなことをつらつらと書く、雑記ブログです

最近の中学生は本を読まない

娘(中2)の中学校では
朝読書という時間があり
それぞれ好きな本を読む時間があります。

国語科では読書を推進していて
本を読んだら題名とページ数、
簡単なあらすじ、感想を書いて
学期ごとに提出するそうです。

そのページ数を合計して
ページ数の多い順に上位の子は
学年だよりで名前が発表されています。
それを「読書マラソン」と読んでいるようです。

本の冊数ではなく
ページ数ってところがいいですね。
小学校だと「何冊読んだか」を重視しますが
中学生になると
冊数では誤魔化せないというわけですね。

読書マラソン」の結果は
国語の成績に加算されるようなので
みんな頑張って本を読むのかな?と思いきや
読書が苦手な子って
成績が上がると分かっていても
それでも本を読まないですよね。。。
上位に連なる面々はいつも同じようです。

娘はもともと読書が好きなので
この読書マラソンではいつも上位の常連です。
朝読書の時間だけでなく
休み時間や自宅でも本をよく読んでいます。
そんな娘は2学期の読書マラソン
1位を獲得していました。
6650ページです。

文庫本1冊で300〜400Pくらいでしょうか。
とすると2学期の間に
20冊前後読んだってことになりますね。
読書量が多いことは喜ばしいことですが
度を超えるとこれまたちょっと心配になります。
休み時間にちゃんと友達とコミュニケーション取ってるんだろうか。。

ちなみに2位の子は5000Pくらい、
3位が4000P、4位が3000P
5位が2000Pくらいで
6位〜10位が1000ページ代、
11位以下は1000ページ未満で
20位で500弱です。
500ページっていうと本2冊分くらいですかね。
25位の子は200ページいってないので
学年の多くの子が2学期期間中
文庫本1冊分も読んでいないことになります。

学年200人くらいいますが
本を2冊以上読んでる子が
1割程度ってことになりますね。
私も中学生の頃は読書が嫌いだったので
読まない人の気持ちはわかりますが
ホントに子ども達って読書離れしてるんだなぁ
としみじみ感じました。

読書しない子って
何を読んだらいいのか分からなかったり
おもしろい本と出会ったことがなかったり
ってこともあると思うので
うちでは私が読んでおもしろいと思った本を
娘や息子に勧めています。

まめに図書館で借りてきて
読む本がない!という状態を作らないようにしています。

高1息子も中学生の時は
たくさんの本を読んでいましたが
高校生になってスマホデビューしてからは
すっかり本を読まなくなりました。

今の中学生はみんなスマホを持っているので
「暇つぶしに本を読む」という必要がないから
よっぽど本が好きじゃないと
わざわざ読書をしないですよね。

娘はスマホを持っていませんが
家では自由にパソコンやタブレットを使えて
YouTubeなんかもよく見ています。
でも、あえて読書の時間を設けて
自ら進んで読書をしているようなので
この先も読書の習慣を続けてほしいな、と思います。


unadango2.hateblo.jp

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