猫とピアノと中国語

好きなことをつらつらと書く、雑記ブログです

本を読み終わるのが早いと不安になる

長男(中3)と長女(中1)は読書が好きです。
中学では朝読書の時間があるので
朝読書のための本を毎日持っていっています。

長男も長女も
あまり友達とわいわいやるタイプではなく
小学生の頃から休み時間に
よく1人で本を読んでいました。

授業参観なんかだと授業中よりも
休み時間の過ごし方の方が気になっちゃって。
1人で本を読んでいる姿を見て
不安に思うこともありました。

時間を持て余して本を読んでいるのか
本が好きだから読んでいるのか
きっとどっちも正解なのかもしれないですが
毎年担任の先生が変わるたびに
そのことについて不安に思う気持ちを伝えてきました。

でも、長男も長女も先生の目から見て
友達との関係も築いているし
コミュニケーションも取れているので
心配なさそうだというように
言ってもらえていました。

なので、それが長男や長女の個性だと思って
自分の価値観を押し付けないよう見守ってきました。

自分の価値観とは
子どもは休み時間は外で遊ぶ、とか
女子は友達とつるんでトイレに行く、とか。

私はそういう子ども時代を過ごしましたが
確かに、外で遊びたくない時もあったし
1人でいたい時も女子の輪の中にいました。
娘に言わせれば、
自分が行きたいタイミングで
1人でトイレに行きたいとのこと。
まわりに流されず、
ちゃんと自分を生きてるなぁ、と感心してます。


中学生になって
朝読書に持っていく本何かない?
と息子や娘に言われ
定期的に図書館で本を何冊か借りて
家に置いておくようにしました。
完全に私セレクトですが。

とりあえず、息子はマニアック理系なので
東野圭吾のガレリオシリーズを勧めました。
その後すっかり東野圭吾にハマった息子は
次から次へと読み漁って行きました。

中学生はお年頃なので
惨殺な描写とか性的描写とか
少なそうなものを選んでますが
私も何年も前に読んでたりするので
どうだっけ?ってのも多く、
ちょっと中学生には刺激的すぎるものを
勧めてしまったり、
ってこともあったかもしれません。

自分が中学生の頃は読書をしなかったので
中学生くらいの年齢って
どのくらいのことを理解できるんだろう
と正直私にとっては未知数ですが
大抵の本は「おもしろかった!」と好評な様子。

東野圭吾伊坂幸太郎湊かなえあたりの
ミステリー系が私は大好きなのですが
子ども達もその魅力にすっかりハマったようです。

それにしても、
娘の本を読むスピードが異様に早い。
文庫本を1日〜2日で読み終わることもあり
これはこれで不安になったりします。
朝読書なんて10分くらいなものだろうから
きっと多くの休み時間を
読書に当てていたんだろうな、と。

読書量から娘の学校での過ごし方が想像でき
また勝手に不安な気持ちが湧き上がりますが
読書のスピードと本の面白さも比例します。

特に娘の場合は
湊かなえの本の時は早いんです。
たぶん続きが気になって
どんどん読み進めちゃうやつですね。
友達そっちのけで読書に没頭してるんでしょう。

おもしろい本をたくさん読んでもらいたいけど
おもしろすぎる本を勧めるのも黄色信号だ!
と思いました。


ちなみに末っ子くん(小3)だけは
全く本を読みません。
休み時間は友達とよく遊びますが
たまに1人でいたりもします。
でも時間を持て余していても
本を開くという選択肢はないようで
椅子に座ってゆらゆら揺れながら
ひとり過ごしています。
これはこれで心配です。。

末っ子くんの6月から始めた
ハリーポッターの読み聞かせも
今では3冊目に入って
「アズカバンの囚人」の中盤まできました。


そろそろ「あとは自分で読む!」
とかならないかなーとか思ってますが
全くその気配はなさそうです。。。


本に興味がなきゃないで心配になるし
本ばっかり読んでいても心配になるし
ホント、心配するのが趣味みたいになってます。
子どもにしてみたら
「ほっといて」って感じなんでしょう。
心配は、あまり口に出さないようにして
見守っていけたらいいですね。