猫とピアノと中国語

好きなことをつらつらと書く、雑記ブログです

令和を感じた授業参観

先日、小学校の授業参観がありました。
コロナのことがあり
ずいぶん久しぶりの参観です。
今は授業参観とは言わずに
学校公開っていう言い方しますね。

1時間目から6時間目まで
好きな時間に好きなだけ居て良くて
私はいつもだったら
1~6時間目まで全部見る派なのですが
息子(小3)の担任の先生は
以前娘の担任だったこともあって
全部の授業を見なくとも
丁寧な授業をするいい先生だと知っているし
中学生の上2人が期末試験で
昼には帰ってきてしまうので
2、3、4時間目だけ見ることにしました。
と、なんだかんだ言い訳しながらも
さすがに6時間立ちっぱがキツイ
っていうのが本音なのですが。。。


2時間目の理科は重さの授業で
「形が変わると重さは変わるか?」
がテーマでした。

班ごとに100グラムの粘土を
いろいろな形に変えて重さを測るのですが
息子の班では男子達が
「う○こ」と「おしり」を創作して
「いい加減にして!!」と女子に怒られてて
そんな姿を苦笑いしながら眺めてました。

小学生の男子と女子の構図は
昭和も令和も変わらないな、と
ある意味感慨深かったです。


3時間目の道徳は
題材がなんと「ちびまる子ちゃん」。
アニメを題材に道徳授業をするのは
上の子達の参観でも見たことがなかったので
新しい!って感じました。

まる子とたまちゃんが
喧嘩をして仲直りをする話で
「相手の立場になって考える」
がテーマでした。
昔話や中国の古事とかを題材にするよりも
子どもたちには身近な話題で分かりやすく
なかなか良い取り組みだと思いました。


4時間目は体育でハードル走でした。
ハードルと言えば
腰くらいの高さのハードルが
先生によって等間隔に並べられて
生徒はそこを走らされるっていうのが
私の小学生時代でしたが
なんと登場したハードルが
プラスチックでできたような軽いやつで
膝の高さもないんじゃないかっていう、
置く意味ある?な高さの代物で
参観してたお母さんたちからは
「え?まさかあれが?」
っていうざわめきが聞こえてきました。

子どもたちがグループごとに
それぞれ自由にハードルを並べ
リズム良く飛ぶために
「どのくらいの間隔で置くのが良いか」
を考えさせることを目的とした授業でした。

なるほど
決められた間隔で置かれたハードルを
ただ言われるがままに飛んだ
昭和の授業とは違い
今は子どもたちに
「上手に飛ぶためにどうするかを考えさせる」
ということと
「怪我をしないために危険を少なくする」
ということが重視されているようです。

私は背が低かったから
腰ほどの高さのハードルを飛ぶのが怖かった。
ほとんどのハードルを
倒しながら飛ぶことになり
それに巻き込まれて転ぶことも多かっです。

今の小学校でも
さすがに高学年ではちゃんと
高さのあるハードルを飛ぶようですが
娘の話によると
一部のハードルは自動改札みたいに
パカっと開く(?)仕様になっていて
倒れないようになってるとのこと。

今は子どもの安全のために
いろいろと考えられているんですね。
それがいいのか悪いのか分かりません。

でも何事も
昭和の価値観で物事を見ちゃダメだ!
と自分に言い聞かせています(笑)
私たちが子どもの頃は・・・
って話を子ども達によくしますが
説教ベースではなく
笑い話ベースで話すようにしています。

小学校も中学校も
授業参観はおもしろいです。
昔とはだいぶ違うんだなーなんて
思うこともたくさんありますが
今も昔も子どもの考えることは
たいして変わらないなって感じたりもして
ちょっとほっこりしたりもします。