猫とピアノと中国語

好きなことをつらつらと書く、雑記ブログです

長男ひとりで初日の出登山

高校1年生の長男。
高校生になって山岳部に入り
山登りにハマってしまったようで
時々ひとりで登山に行くようになりました。

誰かと一緒に行ったらいいのに
自分のペースで登れるし
気を遣わなくて済むので
ひとりで登るのが好きらしい。

小学生、中学生と
元気に外で遊びまわるタイプではなく
読書やパソコンいじりが好きで
完全なインドアタイプだったので
外へ出かけて体を動かしてくれるのは
意外だけどとても嬉しい。

でも冬に雪が積もっている山に登ったり
2000メートル超える高い山に登ったり
それはそれでかなり心配。
届けを出して登山するとはいえ
ひとりで登るって
何かあった時どうするんだろうって思います。

足滑らせて崖から転落とか
寒さに凍えて動けなくなったとか
考えたら恐怖すぎて
山に出かけた日は一日中心配して過ごすしかありません。


そんな母の気持ちを知ってか知らずか
この年越し
初日の出を見るためにひとりで山へ行きました。

家から自転車で5〜6時間のところにある山で
山頂まで5〜6時間の山です。
2000メートル級なので雪もあります。

夜に、ひとりで、雪山を。
もちろん携帯は圏外です。
自転車で行って疲れた体で登山して
下山してまた自転車で帰宅。
大丈夫なのか?と思いました。

ホント、危ないからやめてほしいと
何度もお願いしたんだけど
一度登ったことがある山だし
大丈夫だから、と出かけて行きました。

山に登った時は
GPSで保護者に居場所を知らせてくれる
便利な山のアプリがあって
夜中30分おきくらいに目が覚めては
GPSを確認するっていう
本当にアホみたいに心配しました。

けっきょく
晦日の夕方5時ごろ自転車で出発し
夜の10時過ぎに山到着。
登山を開始して
4時ごろに山頂に到着したようです。
日の出までの間は
じっとしてると凍えそうだったので
ずっと歩き回っていたらしい。

他にも登山客が数名いて
優しい方にお湯をもらったりして
人との温かい触れ合いもあった様子。

御来光を拝んでから下山して
ふもとに着いたのは11時ごろ。
それから自転車で帰路へ。
元旦は夫の実家に行っていたので
そちらに直接来てもらい
到着は14時過ぎでした。

下山途中にスマホが圏内になって
連絡が来た時は本当にホッとしました。


「ママは心配しすぎなんだよ」
といつものセリフを言われましたが
「親からもらったお小遣いで山に行ってるうちは
心配する権利あるんだからね!!
これからだってうざいぐらいに
反対も心配も口出しもするからね!!」
と宣言したら、息子苦笑いしてました。

さんざん反対と心配をしましたが
息子が撮った山の初日の出の写真をもらって
ちょっと気分が上がり
私もおばあちゃんも
スマホの待ち受けに設定しました。

これから毎年
息子が撮る初日の出の写真を
スマホの待ち受けに更新していくのかな、
なんてちょっと思い
嬉しい気持ちの反面
毎年心配して年越しするのかーと
ちょっとトホホな気持ちにもなりました。


本当は初日の出の写真を
ブログにアップしたいところですが
息子に山の写真はネットにあげないよう
厳重注意されているので
控えさせていただきます。。。(涙)

位置情報とか、個人情報とか
なんかいろいろ身バレを気にしてるようなので。
「ママはそういうの甘いんだよ」
とよく言われます、、、気をつけます。。

代わりに朝日を浴びる猫の写真をアップします。