猫とピアノと中国語

好きなことをつらつらと書く、雑記ブログです

中3息子の読書感想文

中3息子の
夏休みの宿題の話ですが・・・

夏休みも残りあと3日って頃に
「あっ、読書感想文がまだだった!」
ってなって大慌てになったんです。

昨年は家にある「ダビンチコード」を読んで
読書感想文を書いていました。
でも実は映画やドラマ化されてる作品は
NGっていう謎のルールがあるらしく
というのも、本を読まずに映画を見て
感想書くのを防止するためらしいのですが
そんなルールがあるのを知らない私は
「これおもしろいよ」と勧めてしまったし
「ダビンチコード」が
映画化されてることを知らない息子は
それを読んで読書感想文を書いちゃったわけなんです。

でも、息子が書いた感想文の内容から
ちゃんと本を読んで書いたと判断され
書き直しとかにはならずに
セーフだったようでホッとしました。

前年の反省から
読書感想文用に映画化されてなさそうな
お勧めの本を図書館で借りておいたのですが
それが上下巻ものだったので
「あと3日しかないから無理!」と却下され
息子が選んだのが家にあった星新一短編集。

なるほど考えたな、と思いました(笑)
短編集の題名は「ボッコちゃん」で
その中の一編「おーいでてこーい」
という話を取り上げて
読書感想文を書いていました。

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感想文には1冊全部読んで
中でも1番心に残った作品ってていで
「おーいでてこーい」を取り上げてましたが
実際はそこしか読んでません。

うまいですねぇ。
「おーいでてこーい」はわずか6ページです。
この6ページの作品について
400字詰2枚分語るって
大丈夫なのか?って思ったけど
なんか現代社会における
環境問題を示唆してるとかナントカ
小難しいことを書いて字数を稼ぎ
なんかそれらしく仕上げていました。

とはいっても国語の先生が見たら
こいつ短編集選んで楽したな
とか思われるんじゃないかと思いましたが
「よく書けている人」に選ばれて
ローカに貼り出されたらしいです(笑)
クラスで何人かずつ選出されたようです。

なんかやっつけでやっていたし
字は汚いし(汚い上に丁寧さに欠ける)
なんか申し訳ない気持ちになりました。。

でもそのあとしばらくの間
息子は星新一にハマったようで
家にあるのを片っ端から読んでいました。

私も中学生の時に
友達に勧められてハマりました。
息子と違って私は読書が苦手でしたが
星新一だけは何冊も読みました。

息子のやっつけの読書感想文は
あまり褒められたやり方ではないですが
そういうずる賢く立ち回るところ
ちょっとだけうらやましいかも。

娘は絶対こういうことはできないタイプ。
まじめに計画的にきちんとやります。
同じ窯の飯を食べて育ってるのに
この違いはなんなんでしょうね。