猫とピアノと中国語

好きなことをつらつらと書く、雑記ブログです

箱根の旧東海道を散策〜もう自分は若くないと感じた

先日、家族で箱根へ行ってきました。

計画の段階でどこに行こうかって話になり
夫の提案で
旧東海道を散策しよう」ってなった時に
小4末っ子と中2娘が
「そこって何があるの?」と聞いてきました。

「何って、木とか、石畳とか・・」
「え?そこで何するの?」
「歩くんだよ」
「歩いて何するの?」
「・・・・」

こういう会話って虚しくなりませんか?
自然の中を散策するってだけで
なんだかワクワクする気持ち
小中学生にはやっぱり分からないんでしょうか。

高1長男は山岳部だし
1人でもよく登山に行くので
そんな野暮な質問はもちろんしません。

3時間くらい旧東海道を散策しました。
小4末っ子はもともと気分が乗らないので
足取りは重く常に最後尾。
ちょっと歩くたんびに
「あとどれくらい?」「あと何分?」
と聞いてくるので、私もうんざり。。。

夫と長男は歩くペースが早く
最後尾チームとの距離が常に開いている状態。
要所要所で待っていてくれます。
乗り気でなかった中2娘が足取り軽くて
夫チームとサクサク歩いて行っちゃったのが
ちょっと意外。
動物が好きなので、
鳥の鳴き声が聞こえると探したりして
なんだかんだ言って楽しそうでした。

上り坂が続いたり
けっこうな段数の階段を登ったりと
なかなかハードな道のりで
普段運動しない私は
ぜーぜー言いながら歩いてました。
「とーちゃんは息が上がってたけど
長男くんは全く呼吸が乱れてなくて化け物だね」
と娘が教えてくれました。
さすが2000メートール級の山々を登ってるだけありますね。

途中、甘酒茶屋に立ち寄って
甘酒とお餅をいただいて小休憩。

甘酒、最高に美味しかったです。


箱根の旧東海道
若かった時に夫と2人で散策したことがあり
この甘酒茶屋もその時に立ち寄りました。

散策も気持ち良かったし
甘酒も美味しくて
その時の楽しい思い出から
また行きたい!って夫も思ったのでしょう。

私もその記憶があったので
「いいね〜」と思ったのですが
再び歩いてみて思いました。

森の中を散策する楽しさよりも
体のしんどさが上回ってる(笑)

気分が乗らない最後尾末っ子に付き合って
私も最後尾を一緒に歩きましたが
実はゼーゼー言いながら
なんとか末っ子について行ってるような
そんな状態でした。
「あとどれくらい?」と聞いてくる末っ子に
内心では「右に同じ!」と思ってました(笑)

「森を散策って何するの?」
ていう末っ子の質問は
週末になるとランニングに行く夫に
「なんで疲れるのに走るの?」
と私が聞いてるのと似ているな
ということに気がつきました。

そうか、
私も末っ子くんと同じ側の人間なのかもしれない
とちょっと思いました。
昔はハイキングとか山登りとか好きでした。
今も自分は好きだと思い込んでいましたが
久しぶりにガチで歩いて
ちょっともう早く帰りたいとか
思っちゃう自分がいました。

もう若くないなって思うけど
年配の方で登山されてる方もいるので
年齢というよりは
運動不足の方が問題なのもしれません。。