猫とピアノと中国語

好きなことをつらつらと書く、雑記ブログです

ラジオ体操は進化している〜中学公開授業より

先日、娘(中2)が通う中学校の
公開授業がありました。

1時間目 社会
2時間目 体育
3時間目 道徳

以前も書いたことがありますが
私は子ども達の授業参観が大好きです。
「先生の粗探しをするために行く」
と言ってる怖いママ友もいましたが
私は単純に授業を見るのが好きなんです。

中学は教科ごとに教師が変わるので
1時間目から全部見たり
他のクラスの授業を見に行ったりもします。

今回はどの授業も面白かったですが
その中でも体育の授業について書こうと思います。

地元の中学では
以前は体育の授業は2クラス合同で
男女に分けて行なっていましたが
1年前より1クラスで男女混合で行うようになりました。

時代の流れでしょうかね。
「男子と女子で分ける」ということが
いろいろ難しい世の中なんだと思います。
でも男女で体格の違いや
運動能力の違いも顕著な中学生で
ただでさえ運動苦手な娘のようなタイプは
球技なんかを男女混合チームで行ったら
活躍する機会などあるはずもなく・・・
というか、怖くて動けないんじゃないですかね(汗)

男女混合で体育の授業を行うかどうかは
学校や自治体によって違うのでしょうか。。。
とりあえずこの問題は置いておきます。

今日の体育の授業は
「ラジオ体操のテスト」でした。
4人ずつ前に出てきてラジオ体操をやり
それを見て先生が採点するというものです。

私も中学の時にやったので
懐かしーと思いました。
正しく体操できてるかはもちろん
足を開くタイミングや腕の角度など
細かいところをチェックされるんですよね。

娘が前に出てテストを受けるときは
私まで緊張しました。
運動苦手な娘ですが
こういう運動能力が問われないものは
人並みにできるので良かったです。

それにしても
子ども達のラジオ体操を見て
違和感を覚えるポイントが多々ありました。
授業が終わった後、一緒に来ていた夫に
「なんか私たちが知ってるラジオ体操と違くない?」
とぽそっと呟いたところ
あそこが違った、ここはこーだった、と
夫と私で盛り上がってしまいました。

私が中学生だったのは30年くらい前です。
曲や体操の内容はもちろん変わっていませんが
細かいところが違うんですよ。

例えば最初の「伸びの運動」
私の時代は指の先まで
キレイに伸ばしたと思うのですが
今はゆるいグーの手でやるのが正解みたいです。
「手を軽く握って」という掛け声が入っているんですよ。

次の「腕を振って足を曲げ伸ばす運動」でも
指は軽いグーの状態が続きます。
体育の先生のここでのチェックポイントは
「かかとが上がっていることと膝が曲がっていること」のようでしたが
子ども達、みんな膝は開いてないんですよ。
私の時は膝を曲げた際に
思いっきり膝を開くのがポイントでしたが
帰宅後に娘に確認したら
「それは言われてない」とのこと。
でもYouTubeの動画でラジオ体操を見てみたら
膝はちゃんと開いているので
先生によって指導の仕方が違うのかもしれません。

他にも「体を回す運動」の
手を振り上げるタイミングとか
「両足で跳ぶ運動」に入る前の腕の動きとか
とにかく気になるポイントばかり。

でもやっぱり一番気になるのは
体操の多くの部分が
「軽く握った手」の状態で行われていること。
動きによっては指先まで伸ばすものもありますが
私の時代はほとんどの工程において
指先までキレイに伸ばしていた記憶があるので
とにかくこれが一番の違和感でした。

動画のラジオ体操と
娘の体育のラジオ体操も
ちょっと違う部分もあったので
指導する先生のクセもあるのかもしれません。

それにしても
最後の「深呼吸」では指先を伸ばしますが
最初の「伸びの運動」では指を伸ばさないのも
何かきっと意味があるんでしょうね。

体操も進化して
より体に良いとされる動きに
少しずつ変わっているのかもしれません。

ラジオ体操とは関係ないですが
昔は良いとされていたものでも
今は良くないとされているものもありますよね。

うさぎ跳びもそうですし
体育座りもやらない傾向にあると聞きました。

小中学校のさまざまな教科の授業内容も
昔とだいぶ違うなーと感じますが
体育はその中でも特に
時代の違いを感じることができるかもしれません。


unadango2.hateblo.jp

unadango2.hateblo.jp

 

unadango2.hateblo.jp