猫とピアノと中国語

好きなことをつらつらと書く、雑記ブログです

小学校公開授業〜消しゴム忘れたらどうする?

先日、小学校の公開授業がありました。

小4息子の担任の先生は
前も書きましたが
いい意味で「ザ・昭和」な先生。

unadango2.hateblo.jp

なので、授業を見れるのを
すごく楽しみにしてました。

1時間目が始まってすぐ
ひとりの男の子が前に出てきて
「筆箱を忘れたので鉛筆と消しゴムを貸して下さい」
と先生にお願いしていました。

忘れ物に厳しいといううわさがあったので
これは怒られるかな?とヒヤッとしましたが
「忘れちゃったのか?しょうがないなぁ」
と怒ることなくにこやかでした。

すると、
「ちょっとゴミ箱持ってきて」
とその男の子にお願いして
「今鉛筆削るから、ちょっと待ってね」
と言って、鉛筆をカッターで削り始めました。

その様子を見てクラスの子ども達が
「すごーい!!」と大騒ぎ。
「今度削り方みんなに教えてやるからな」
と言ったらみんな「やってみたい!」と喜んでいました。

いや〜さすがです。
昭和感満載なこのやりとりで
親達の心も子ども達の心もわしづかみです。

そのあとの国語の授業も
すごく良かった。
子ども達が発言するひとつひとつについて
それに関連する雑学を交えて
感想を伝えたり補足したり。
その話がとてもおもしろくて
子ども達は目をキラキラさせて食いついてきます。

そうやって子ども達の知識の幅を
広げてくれてるんだな、と。
息子が最近いろいろな雑学を
披露してくれるようになったのは
こういう授業を受けているからなんだと
しみじみと実感しました。


それにしてもうちの息子、
一番後ろの席だったので
その後ろに立って様子を見ていましたが
何やら息子の挙動がおかしい。
どうやら息子も消しゴムを忘れたらしく
間違えたところを二重線引いたり
ページを変えて書き直したりしてました。

「あんたも先生に貸してもらいなよ」
とコソッと言ったけど
「なくても平気だから大丈夫っっ」だって。
息子はキャラ的に「忘れました」が言えないんだろうなぁ。
「忘れ物したら怒られる」という先入観も
未だに抜けないのかもしれません。。。

「忘れたから貸してください」と
堂々と言える子もいれば
恥ずかしくてそれが言えない子もいる。

私は言えない方の性格だったので
息子の気持ち、わかるわーと思って
最後まで消しゴム忘れたことが
バレないとイイね
と、優しい気持ちで見守っていました(笑)

親としては
困ったことがあったら
気軽に先生や友達に相談できるように
なってもらいたいですけどね。。。


unadango2.hateblo.jp

unadango2.hateblo.jp